专利摘要:
ワイヤレスデバイスにおける同期及び検出の方法は、受信信号に関して粗検出及び同期を実行することを含むことができる。同期及び検出の方法はまた、受信信号の獲得のために、精細検出及び同期を実行することを含むことができる。粗検出及び同期の結果は、精細検出及び同期に使用されることができる。同期及び検出方法はまた、受信信号の獲得が達成されたときに、トラッキングモード処理を実行することを含むことができる。
公开号:JP2011509597A
申请号:JP2010541451
申请日:2008-07-17
公开日:2011-03-24
发明作者:キム、ジェ・ウォ;シム、ボク・テ;チャン、テ・リュン;ナナバティ、サミア;パーク、ジュ・ウォン;パーク、ジョン・ヒョン;リー、チェ・クワン
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H04L7-10
专利说明:

[0001] 本開示は、一般的にはワイヤレス通信システムに関する。より具体的には、本開示は、ワイヤレス通信システムにおける同期及び検出のための方法及び装置(apparatus)に関する。]
背景

[0002] ワイヤレス通信デバイスは、消費者ニーズを満たし、且つ、携帯性と便宜性を改善するために、より小さく、より高性能(more powerful)となった。消費者は、セルラ電話、携帯情報端末(PDAs)、ラップトップコンピュータ、及び同様なもののようなワイヤレス通信デバイスに依存するようになっている。消費者は、信頼できるサービス、サービスエリアの拡大、機能性の増大を期待している。ワイヤレス通信デバイスは、移動局、局、アクセス端末、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、ユーザ機器などと称されることができる。]
[0003] ワイヤレス通信システムは、マルチプルのワイヤレス通信デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。ワイヤレス通信デバイスは、アップリンク及びダウンリンク上の送信を介して、1つまたは複数の基地局(または、それらは、アクセスポイント、ノードBなどと称される)と通信することができる。アップリンク(あるいは逆方向リンク)は、ワイヤレス通信デバイスから基地局までの通信リンクを指しており、ダウンリンク(あるいは順方向リンク)は、基地局からワイヤレス通信デバイスまでの通信リンクを指す。]
[0004] ワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例、帯域幅及び送信電力)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであってもよい。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、を含む。]
[0005] 上記で示されるように、本開示は、一般的には、ワイヤレス通信システムに関する。より具体的には、本開示は、ワイヤレス通信システムにおける同期及び検出のための方法及び装置に関する。]
図面の簡単な説明

[0006] 図1は、ワイヤレス通信システムの例を図示する。
図2は、直交周波数分割多重化(OFDM)及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)を使用するワイヤレス通信システム内で使用されることができる、送信機の例と受信機の例を図示する。
図3A−3Dは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムのためのフレーム構造の例を図示する。
図3A−3Dは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムのためのフレーム構造の例を図示する。
図3A−3Dは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムのためのフレーム構造の例を図示する。
図3A−3Dは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムのためのフレーム構造の例を図示する。
図4は、時分割デュプレクスモードにおける、OFDMAフレームの例を図示する。
図5A及び5Bは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムについて定義されることができるプリアンブルシーケンスの例を図示する。
図5A及び5Bは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムについて定義されることができるプリアンブルシーケンスの例を図示する。
図6は、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムのための周波数ドメインダウンリンクプリアンブルの例を示す。
図7は、ダウンリンクフレームプリフィックスの例を図示する。
図8は、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムにおいて、ワイヤレスデバイスによって実行されることができる同期及び検出方法の例を図示する。
図8Aは、図8で示された方法に対応するミーンズプラスファンクションブロック(means-plus-function blocks)を図示する。
図9及び9Aは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムにおいてワイヤレスデバイスによって実行されることができる同期及び検出方法の別の例を図示する。
図9及び9Aは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムにおいてワイヤレスデバイスによって実行されることができる同期及び検出方法の別の例を図示する。
図10及び図10Aは、図9及び9Aで示される方法に対応するミーンズプラスファンクションのブロックを図示する。
図10及び図10Aは、図9及び9Aで示される方法に対応するミーンズプラスファンクションのブロックを図示する。
図11は、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システムにおいてワイヤレスデバイスのための同期及び検出のアーキテクチャの例を図示する。
図12は、ワイヤレスデバイスにおいて使用されることができる様々なコンポーネントを図示する。] 図1 図10 図10A 図11 図12 図2 図3A 図4 図5A 図6
[0007] ワイヤレスデバイスにおける同期及び検出の方法が開示されている。方法は、受信信号(received signal)に関して粗検出及び同期(coarse detection and synchronization)を実行することを含むことができる。方法はまた、受信信号の獲得のために精細検出及び同期(fine detection and synchronization)を実行することを含むことができる。粗検出及び同期の結果は、精細検出及び同期に使用されることができる。方法はまた、受信信号の獲得が達成されるときに、トラッキングモード処理を実行することを含むことができる。]
[0008] 受信信号に関して同期及び検出を実行するワイヤレスデバイスもまた開示されている。ワイヤレスデバイスは、受信信号に関して粗検出及び同期を実行する、粗検出及び同期コンポーネントを含むことができる。ワイヤレスデバイスはまた、受信信号の獲得のために精細検出及び同期を実行する、精細検出及び同期コンポーネントを含むことができる。粗検出及び同期の結果は、精細検出及び同期に使用されることができる。ワイヤレスデバイスはまた、受信信号の獲得が達成されるときに、トラッキングモード処理を実行する、トラッキングモード処理コンポーネントを含むことができる。]
[0009] 受信信号に関して、同期及び検出を実行する装置もまた開示されている。装置は、受信信号に関して粗検出及び同期を実行するための手段を含むことができる。装置はまた、受信信号の獲得のために精細検出及び同期を実行するための手段を含むことができる。粗検出及び同期の結果は、精細検出及び同期に使用されることができる。装置はまた、受信信号の獲得が達成されるときに、トラッキングモード処理を実行するための手段を含むことができる。]
[0010] 受信信号に関して、同期及び検出を実行するためのコンピュータプログラムプロダクト(computer-program product)もまた開示されている。コンピュータプログラムプロダクトは、命令(instructions)を有しているコンピュータ可読媒体(computer readable medium)を含むことができる。命令は、受信信号に関して粗検出及び同期を実行するためのコードを含むことができる。命令はまた、受信信号の獲得のために精細検出及び同期を実行するためのコードを含むことができる。粗検出及び同期の結果は、精細検出及び同期に使用されることができる。命令はまた、受信信号の獲得が達成されるときに、トラッキングモード処理を実行するためのコードを含むことができる。]
詳細な説明

[0011] 本開示の方法及び装置は、ブロードバンドワイヤレス通信システムにおいて利用されることができる。用語「ブロードバンドワイヤレス(broadband wireless)」は、与えられたエリア上で、ワイヤレス、ボイス、インターネット、及び/または、データネットワークアクセスを提供する技術を指す。]
[0012] WiMAXは、マイクロ波接続のためのワールドワイドな相互運用性(Worldwide Interoperability for Microwave Access)を表わし、長距離にわたるハイスループットブロードバンド接続を提供する、標準規格ベースのブロードバンドワイヤレス通信技術である。今日、WiMAXには2つのメインアプリケーションがあり、それらは、固定WiMAXとモバイルWiMAXである。固定WiMAXアプリケーションは、ポイント・ツー・マルチポイントであり、家と仕事へのブロードバンド接続を可能にする。モバイルWiMAXは、ブロードバンドスピードでセルラネットワークの完全移動性(full mobility)を提供する。]
[0013] モバイルWiMAXは、OFDM(直交周波数分割多重化)及びOFDMA(直交周波数分割多元接続)技術に基づく。OFDMは、様々な高速データレート通信システムにおける、広範囲な採択を最近認められたデジタルマルチキャリア変調技術である。OFDMを用いて、送信ビットストリームは、マルチプルのより低いレートのサブストリームに分割される。各サブストリームは、マルチプルの直交サブキャリアのうちの1つで変調され、複数の並列サブチャネルのうちの1つにわたって、送信される。OFDMAは、ユーザが異なる時間スロットにおいてサブキャリアを割り当てられる、多元接続技術である。OFDMAは、広範囲な様々なアプリケーション、データレート、そしてサービス必要要件の品質を多くのユーザに提供する(accommodate)ことができるフレキシブルな多元接続技術である。]
[0014] ワイヤレスインターネット及び通信における急成長は、ワイヤレス通信サービスの分野において、高速データレートの需要を増加させた。今日、OFDM/OFDMAシステムは、最も有望な研究領域のうちの1つとして、また、ワイヤレス通信の次世代の重要な技術として、見なされている。このことは、OFDM/OFDMA変調スキームが、従来の単独キャリア変調スキームよりも、変調効率、スペクトル効率、フレキシビリティ、及び強度の多重通路伝送の免責(strong multipath immunity)、のような多くの利益を提供することができるという事実に起因する。]
[0015] IEEE802.16xは、固定及びモバイルのブロードバンドワイヤレスアクセス(broadband wireless access)(BWA)システムのためのワイヤレスインターフェースを定義する、新たな標準化団体(emerging standard organization)である。IEEE802.16xは、固定BWAシステムについて、2004年5月に「IEEEP802.16−REVd/D5−2004」を承認し、モバイルBWAシステムについて、2005年10月に「IEEEP802.16e/D12Oct.2005」を発表した(published)。これらの2つの標準規格は、4つの異なる物理層(PHYs)及び1つのメディアアクセス制御(MAC)層を定義した。4つの物理層のOFDM及びOFDMA物理層は、それぞれ、固定及びモバイルのBWAエリアにおいて、最もポピュラーなものである。]
[0016] 図1は、ワイヤレス通信システム100の例を図示する。ワイヤレス通信システム100は、ブロードバンドワイヤレス通信システム100であってもよい。ワイヤレス通信システム100は、複数のセル102のための通信を提供し、複数のセルのそれぞれは、基地局104によってサービス提供される。基地局104は、ユーザ端末106と通信する固定局であってもよい。基地局104は、代替的に、アクセスポイント、ノードB、あるいは他のある用語で呼ばれてもよい。] 図1
[0017] 図1は、システム100全体にわたって分散した様々なユーザ端末106を示す。ユーザ端末106は、固定(すなわち、静止)であってもよいし、あるいはモバイルであってもよい。ユーザ端末106は、遠隔局、アクセス端末、端末、加入者ユニット、移動局、局、ユーザ機器などと代替的に呼ばれてもよい。ユーザ端末106は、セルラ電話、携帯情報端末(personal digital assistants)(PDAs)、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、などのようなワイヤレスデバイスであってもよい。] 図1
[0018] アルゴリズム及び方法は、基地局104とユーザ端末106との間のワイヤレス通信システム100における送信に使用されることができる。例えば、信号は、OFDM/OFDMA技術にしたがって、基地局104とユーザ端末106との間で送信され、そして、受信されることができる。これがそのケースである場合には、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステム100と呼ばれることができる。]
[0019] 基地局104からユーザ端末106までの送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク108と呼ばれ、ユーザ端末106から基地局104までの送信を容易にする通信リンクは、アップリンク110と呼ばれてもよい。あるいは、ダウンリンク108は、順方向リンクあるいは順方向チャネルと呼ばれ、アップリンク110は、逆方向リンクあるいは逆方向チャネルと呼ばれてもよい。]
[0020] セル102は、マルチプルのセクタ112に分割されることができる。セクタ112は、セル102内の物理的なサービスエリア(physical coverage area)である。OFDM/OFDMAシステム100内の基地局104は、セル102の特定なセクタ112内で、電力の流れ(flow of power)を集めるアンテナを利用することができる。そのようなアンテナは、指向性アンテナ(directional antenna)と呼ばれることができる。]
[0021] 図2は、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100内で使用されることができる送信機202の例を図示する。送信機202は、ダウンリンク108上で、ユーザ端末106に対してデータ206を送信するために、基地局104においてインプリメントされることができる。送信機202はまた、アップリンク110上で、基地局104に対してデータ206を送信するために、ユーザ端末106においてインプリメントされることができる。] 図2
[0022] 送信されるべきデータ206は、直列/並列(S/P)変換器208に対して、入力として提供され、示されている。S/P変換器208は、N個の並列のデータストリーム210へと、送信データを分割する。]
[0023] N個の並列データストリーム210は、そのあとで、マッパー212に対して、入力として提供されることができる。マッパー212は、N個のコンスタレーションポイント(constellation points)上へと、N個の並列データストリーム210をマッピングする。マッピングは、バイナリ位相偏移キーイング(BPSK)、直交位相偏移キーイング(QPSK)、8位相偏移キーイング(8PSK)、直交振幅変調(QAM)など、のようないくつかの変調コンスタレーションを使用して行われることができる。したがって、マッパー212は、N個の並列シンボルストリーム216を出力し、各シンボルストリーム216は、逆高速フーリエ変換(IFFT)220のN個の直交サブキャリアのうちの1つと対応する。これらのN個の並列シンボルストリーム216は、周波数ドメインで表わされており、IFFTコンポーネント220によってN個の並列時間ドメインサンプルストリーム(parallel time domain sample streams)218へと変換されることができる。]
[0024] 用語についての簡単な注釈が提供される。周波数ドメインにおけるN個の並列の変調(N parallel modulations in the frequency domain)は、周波数ドメインにおけるN個の変調シンボル(N modulation symbols in the frequency domain)と等しく、そしてそれは、周波数ドメインにおけるNマッピングにNポイントIFFTを足したもの(N mappingplus N-point IFFT in the frequency domain)と等しく、そしてそれは、時間ドメインにおける1つの(有用な)OFDMシンボル(one (useful) OFDMsymbol in the time domain)と等しく、そしてそれは、時間ドメインにおけるN個のサンプル(N samples in the time domain)と等しい。時間ドメインにおける1つのOFDMシンボル、Nsは、Ncp(OFDMシンボルあたりのガードサンプルの数)+N(OFDMシンボルあたりの有用なサンプルの数)と等しい。]
[0025] N個の並列時間ドメインサンプルストリーム218は、並列/直列(P/S)変換器224によってOFDM/OFDMAシンボルストリーム222へと変換されることができる。ガード挿入コンポーネント(guard insertion component)226は、OFDM/OFDMAシンボルストリーム222における連続OFDM/OFDMAシンボル間で、ガードインターバル(guard interval)を挿入することができる。その後で、ガード挿入コンポーネント226の出力は、そのあとで、無線周波数(RF)フロントエンド228によって、望ましい送信周波数帯域にアップコンバートされることができる。アンテナ230は、そのあとで、結果として生じる信号232を送信することができる。]
[0026] 図2はまた、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100内で使用されることができる受信機204の例を図示する。受信機204は、ダウンリンク108上で基地局104からデータ232’を受信するために、ユーザ端末106においてインプリメントされることができる。受信機204はまた、アップリンク110上でユーザ端末106からデータ232’を受信するために、基地局104においてインプリメントされることができる。] 図2
[0027] ワイヤレスチャネル234上で伝達する、送信信号232が示されている。信号232’がアンテナ230’によって受信されるとき、受信信号232’は、RFフロントエンド228’によって、ベースバンド信号にダウンコンバートされることができる。ガード除去コンポーネント(guard removal component)226’は、そのあとで、ガード除去コンポーネント226によってOFDM/OFDMAシンボル間で挿入されたガードインターバルを除去することができる。]
[0028] ガード除去コンポーネント226’の出力は、S/P変換器224’に対して提供されることができる。S/P変換器224’は、OFDM/OFDMAシンボルストリーム222’をN個の並列時間ドメインシンボルストリーム218’に分割することができ、それらのそれぞれは、N個の直交サブキャリアの1つと対応する。高速フーリエ変換(FFT)コンポーネント220’は、N個の並列時間ドメインシンボルストリーム218’を周波数ドメインに変換し、N個の並列周波数ドメインシンボルストリーム216’を出力する。]
[0029] デマッパー212’は、マッパー212によって実行されたシンボルマッピングオペレーションの逆を実行し、それによって、N個の並列データストリーム210’を出力する。P/S変換器208’は、N個の並列のデータストリーム210’を、単独のデータストリーム206’に組み合わせる。理想的には、このデータストリーム206’は、送信機202に対し入力として供給されたデータ206と対応する。]
[0030] 図3Aは、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100内で、ダウンリンク108上で基地局104からユーザ端末106へ送信されることができるフレーム306の例を図示する。OFDM/OFDMAフレーム306は、時間軸308に関して示される。OFDM/OFDMAフレーム306は、1つのプリアンブルシンボル310とマルチプルのデータシンボル312で示される。1つのプリアンブルシンボル310だけが図3Aで示されているが、OFDM/OFDMAフレーム306は、マルチプルのプリアンブルシンボル310を含んでもよい。] 図3A
[0031] 図3B及び図3Cは、プリアンブルシンボル310の周波数ドメイン表示の例を図示する。これらの周波数ドメイン表示は、サブキャリア軸316に関して示されている。使用されるサブキャリア領域(used sub-carrier region)318が示されている。2つのガード領域320もまた示されている。] 図3B 図3C
[0032] 図3Bでは、使用されるサブキャリア領域318は、変調されていないサブキャリア(unmodulated sub-carriers)314bと交互に起こる、パイロットサブキャリア314aを含む。図3Cでは、使用されるサブキャリア領域318における各サブキャリア314は、パイロットサブキャリア314aである。] 図3B 図3C
[0033] 図3Dは、データシンボル312の周波数ドメイン表示の例を図示する。データシンボル312は、データサブキャリア314cとパイロットサブキャリア314aの両方を含む。受信機204は、プリアンブルシンボル310のパイロットサブキャリア314a、及び/または、データシンボル312のパイロットサブキャリア314aを使用して、チャネル推定を実行することができる。] 図3D
[0034] OFDM/OFDMAシステム100内のサブキャリア314の数は、FFTポイントの数と等しくてもよい。OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100内では、すべての利用可能なサブキャリア314は、使用されなくてもよい。特に、ガード領域320のガードサブキャリア314dは除外されてもよい。図3B−3Dでは、ガードサブキャリア314dは、より低い且つより高い周波数帯域のまわりに示される。これらのガードサブキャリア314dは、データサブキャリア314cあるいはパイロットサブキャリア314aについて割り付けられなくてもよい。] 図3B
[0035] 図4は、時分割デュプレクス(time division duplex)(TDD)モードでのOFDMAフレーム402(必要ゾーン(mandatory zone)のみを備えている)の例を図示する。x
軸404は時間軸あるいはOFDMAシンボル軸を表しており、y軸406は、周波数軸あるいはサブチャネル軸を表す。フレーム402の第1シンボルは、ダウンリンクプリアンブル408であり、タイミング基準(timing reference)のほとんどはこのプリアンブル408に基づいている。ダウンリンクサブフレームの第1チャネルは、フレーム制御ヘッダー(frame control header)(FCH)410と呼ばれており、FCH410のコンテンツは、ダウンリンクフレームプリフィックス(downlink frame prefix)(DLFP)と呼ばれる。下記のFCH410のバースト412は、モバイルアプリケーションパート(mobile application part)(MAP)メッセージ、制御メッセージ、ユーザバースト、などを含むことができる。] 図4
[0036] 基地局104からユーザ端末106までのダウンリンク無線信号は、ボイス、または、データトラヒック信号、あるいは両方を含むことができる。さらに、基地局104は、ユーザ端末106に対して、対応セル102、そしてダウンリンク無線信号が対象とされるセル102における対応セグメントを識別するために、それらのダウンリンク無線信号において、送信プリアンブル408を一般的に送信する。そのような基地局104からのプリアンブル408は、ユーザ端末106が、時間及び周波数の両方でその受信機204を観察されたダウンリンク信号と同期化すること、ダウンリンク信号を送信する基地局104の識別情報を獲得すること、を可能にする。]
[0037] IEEE802.16eにしたがって構成されるワイヤレス通信システム100では、定義されることができる3つのタイプのプリアンブルキャリアセットがある。プリアンブルキャリアセットは、異なるサブキャリア314の割り付けによって定義されることができ、そしてそれは、特定の疑似雑音(pseudo-noise)(PN)コードを備えたブーストされたBPSK変調を使用して変調されることができる。プリアンブルキャリアセットは、次の式を使用して定義されることができる:]
[0038] 式(1)では、項PAcsetは、有用なサブキャリアインデクス(すなわち、使用されたサブキャリア領域318におけるサブキャリア314に割当てられたインデクス)に基づいて特定プリアンブル408に割り付けられたすべてのサブキャリア314を表す。項sは、セクタ112のセグメントに対応する、0...2とインデクス付けされたプリアンブルキャリアセットの数を表す。項zは、0から始まりM−1までの実行インデクス(running index)を表わしており、なお、Mは、PNコードの長さである。例えば、N=1024のFFTモードにおける、M=284である。]
[0039] 各セグメントは、次の方法で3つの利用可能なキャリアセットのうちの1つのキャリアセットに対応するプリアンブル408を使用する:セグメント0は、プリアンブルキャリアセット0を使用し、セグメント1は、プリアンブルキャリアセット1を使用し、セグメント2は、プリアンブルキャリアセット2を使用する。(セグメント0のケースでは、DCキャリアは、全く変調されず、適切なPNは廃棄される(discarded)。したがって、DCキャリアは0にされる(zeroed)。プリアンブルシンボル408については、スペクトラムの左側と右側の、ガード領域320において、86のサブキャリア314がある。)1024FFTサイズについては、プリアンブルキャリアセットを変調するPNシリーズは、IEEE802.16e OFDM/OFDMAシステムのための標準仕様で定義される。]
[0040] 図5A及び5Bは、IEEE802.16eにしたがって構成されるワイヤレス通信システム100について定義されることができる、プリアンブルシーケンス506a、506bの例を図示する。これらのプリアンブルシーケンス506a、506bは、IEEE802.16e OFDM/OFDMAシステムのための標準仕様で定義される。] 図5A
[0041] 図5Aで示されるプリアンブルシーケンス506aは、1024のサブキャリアを使用するIEEE802.16e OFDM/OFDMAシステムに対応する。セグメント0のケースでは、DCキャリアが全く変調されなくてもよく、適切なPNは廃棄されてもよい;したがって、DCキャリアは、常に0にされうる。プリアンブルシンボル408については、スペクトルの左側及び右側上の、ガード領域320において、86のサブキャリア314があってもよい。] 図5A
[0042] 図5Bで示されるプリアンブルシーケンス506bは、512のサブキャリアを使用するIEEE802.16e OFDM/OFDMAシステムに対応する。セグメント1のケースでは、DCキャリアが全く変調されなくてもよく、適切なPNが廃棄されてもよい;したがって、DCキャリアは常に0にされうる。プリアンブルシンボル408については、スペクトルの左側及び右側上の、ガード領域320において、42のサブキャリア314があってもよい。] 図5B
[0043] 各プリアンブルシーケンス506a、506bは、セグメント510a、510bと関連づけられる。各プリアンブルシーケンス506a、506bはまた、セル102と関連づけられており、そしてそれは、セル識別子(IDcell)512a、512bによって識別される。各プリアンブルシーケンス506a、506bはまた、インデクス516a、516bと関連づけられ、インデクス516a、516bは、プリアンブルインデックス516a、516bと呼ばれる。]
[0044] プリアンブルキャリアセットを変調しているプリアンブルシーケンス(PNシリーズ)506は、IEEE802.16e OFDM/OFDMAシステムのための標準仕様で定義される。変調されるプリアンブルシーケンス506は、使用されるセグメント510とIDcellパラメータ512に依存する。その定義されたプリアンブルシーケンス506は、昇順でプリアンブルサブキャリア314上へとマッピングされることができる。図5A及び5Bで示される表は、16進法のフォーマットにおけるプリアンブルシーケンス506を含む。PNの値は、バイナリシリーズ(Wk)にシリーズを変換し、各シンボルの最大有効ビット(MSB)から最小有効ビット(LSB)にマッピングすることによって得られることができる。「0」は「+1」にマッピングされることができ、「1」は、「−1」にマッピングされることができる。例えば、インデックス=0、セグメント=0、Wk=110000010010…である場合、マッピングは、−1−1+1+1+1+1+1−1+1+1−1+1....となる。114PNシリーズ(Npn=114)、すなわち各セグメントについての38PN(Npnseg=38、Nseg=3)、の合計が、標準仕様で定義される。] 図5A
[0045] 図6は、FFTサイズ1024を備えた、IEEE802.16eOFDM/OFDMAシステムのためのダウンリンクプリアンブル608の周波数ドメイン表示を示す。図6では、Nは、ヌルサブキャリアを表し、S0は、セグメント0に属するサブキャリア314を表し、S1は、セグメント1に属するサブキャリア314を表し、S2は、セグメント2に属するサブキャリア314を表し、dcは、DCサブキャリア314を表す。FFTサイズが1024であるので、1024のサブキャリア 314があり、これらのサブキャリア314は、SC1からSC1024まで番号づけられる。] 図6
[0046] 図7は、24ビットダウンリンクフレームプリフィックス(downlink frame prefix)(DLFP)702を図示する。上記で説明された、フレーム制御ヘッダー(FCH)410は、IEEE802.16d/eシステムの重要なチャネル(あるいはバースト)である。FCH410のコンテンツは、ダウンリンクフレームプリフィックス(DLFP)702と呼ばれる。DLFP702は、各フレーム402の初めに送信されるデータ構造である。DLFP702は、現在のフレーム402に関する情報を含んでおり、FCH410にマッピングされる。FCH/DLFP410の成功したデコーディング702は、全体フレーム402を処理するのに重要である。] 図7
[0047] 基地局104によって送信されたダウンリンクメッセージあるいはバースト412をデコードするために、ユーザ端末106は、FCHデコーディングの前に次の機能:自動利得制御(automatic gain control)(AGC)、ダウンリンク信号検出、ダウンリンクプリアンブル検出、周波数同期(フラクショナル(fractional)及び整数(integer))、OFDMシンボルタイミング検出、セグメント検出、及びプリアンブルシーケンス検出、を実行することができる。]
[0048] 本開示は、一般的には、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100のための同期及び検出のアーキテクチャに関する。提案されたスキームは、3つの主要なステップを含むことができる。第1のステップは、粗検出及び同期プロセスを含むことができ、そしてそれは、粗信号の検出、粗プリアンブル検出、粗シンボルタイミング検出、及びフラクショナル周波数オフセット推定、を含むことができる。第2のステップは、精細検出及び同期プロセスを含むことができ、そしてそれは、信号検出のベリフィケーション(verification of signal detection)、プリアンブル検出のベリフィケーション(verification of preamble detection)、及び精細シンボルタイミング検出(fine symbol timing detection)、を含むことができる。第3のステップは、プリアンブルシーケンス識別及び整数周波数オフセット推定プロセスを含むことができ、そしてそれは、プリアンブルシーケンス識別、整数周波数オフセット推定、セグメント抽出(segment extraction)、及びサンプリング周波数オフセット推定、を含むことができる。自動利得制御(AGC)プロセスはまた、同期プロセスの1つとして含まれることができ、物理層(PHY)同期プロセスもまた、PHYレベルの同期の最終ステージであるダウンリンクPHY同期を獲得するために含まれることができる。さらに、本開示はまた、ハンドオーバー(handover)のために近隣セルをサーチするためのスキームを含む。]
[0049] 図8は、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100において、ワイヤレスデバイス(例えばユーザ端末106)によって実行されることができる同期及び検出の方法800の例を図示する。] 図8
[0050] 方法800は、受信信号に関して粗信号の検出を実行すること802、受信信号に関して粗プリアンブル検出を実行すること804、受信信号に関して粗シンボルバウンダリ検出を実行すること806、そして、受信信号に関してフラクショナルキャリア周波数オフセット(CFO)推定を実行すること808、を含むことができる。集約的に、これらのステップ802、804、806、808は、受信信号に関して粗検出及び同期を実行すること810としてみなされる。]
[0051] 方法800はまた、受信信号に関して精細信号検出を実行すること812、受信信号に関して精細プリアンブル検出を実行すること814、受信信号に関して精細シンボルバウンダリ検出を実行すること816、を含むことができる。集約的に、これらのステップ812、814、816は、受信信号の獲得のために、精細検出及び同期を実行すること818としてみなされる。]
[0052] 粗検出及び同期を実行すること810から決定される結果は、精細検出及び同期を実行すること818に使用されることができる。例えば、精細信号検出を実行すること812は、粗信号検出を実行すること802によって得られた結果をベリファイすること(verifying)を含むことができる。同様に、精細プリアンブル検出を実行すること814は、粗プリアンブル検出を実行すること804により得られた結果をベリファイすることを含むことができる。]
[0053] 受信信号の獲得が完了したとき、トラッキングモードは入力されることができる。具体的には、方法800は、プリアンブルシーケンス識別を実行すること820、整数キャリア周波数オフセット(CFO)推定を実行すること822、セグメント推定を実行すること824、サンプリング周波数オフセット(SFO)推定を実行すること826、そして、物理層同期化を実行すること828、を含むことができる。集約的に、これらのステップ820、822、824、826、828は、トラッキングモード処理を実行すること830としてみなされる。]
[0054] 上記で説明される図8の方法800は、図8Aで図示されるミーンズプラスファンクション800Aに対応する、様々なハードウェア及び/またはソフトウェアのコンポーネント(単数または複数)および/またはモジュール(単数または複数)によって、実行されることができる。言いかえれば、図8で図示されたブロック802〜828は、図8Aで図示されたミーンズプラスファンクションブロック802A〜828Aに対応する。] 図8 図8A
[0055] 図9及び9Aは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システム100においてワイヤレスデバイス(例、ユーザ端末106)によって実行されることができる、同期及び検出の方法900の例を図示する。この方法900は、図8で示される同期及び検出方法800の可能なインプリメンテーション(possible implementation)の例である。] 図8 図9
[0056] 方法900は、パラメータ設定及び調節を実行すること902を含む。このことは、帯域幅を設定すること、フレーム持続時間を設定すること、高速フーリエ変換(FFT)サイズを設定すること、Grを設定すること、自動利得制御(AGC)を設定すること、タイマを設定し開始すること、獲得モードパラメータを設定すること、トラッキングモードパラメータを設定すること、物理層同期化モードパラメータを設定すること、等を含むことができる。用語Grは、ガード比率(guard ratio)を指し、ガード比率は、有用なOFDMAシンボルの、1/32、1/16、1/8及び1/4のうちの1つである。]
[0057] 方法900はまた、獲得モード906あるいはトラッキングモード908に入ること904を含む。獲得モード906では、タイミング情報及び基地局情報は利用可能ではないかもしれない。しきい値(単数または複数)、タイミング、プリアンブルシーケンス506、及び周波数オフセットのようないくつかのパラメータは、獲得モードパラメータ制御に基づいて設定されることができる。獲得モード906では、検出器とシンクロナイザは、獲得がベリファイされるまで、すべての可能なタイミング前提(possible timing hypothesis)について、以前のオペレーションと同じプロセスを継続することができる。]
[0058] トラッキングモード908では、いくつかのタイミング及び周波数情報は、利用可能であるので、情報は、後続プロセスにおいて使用されることができる。しきい値(単数または複数)、タイミング、プリアンブルシーケンス506、及び周波数オフセットのようないくつかのパラメータは、トラッキングモードパラメータ制御に基づいて設定されることができる。これらのパラメータは、時間とともに、微調整される(fine tuned)ことができる。トラッキングモード908では、検出器及びシンクロナイザは、精細同期及び検出の間に得られた値に、同期及び検出パラメータを更新することによって同じプロセスを継続することができる。タイミング前提は、時間とともに、与えられた範囲にさらに限られる。]
[0059] 方法900はまた、粗検出及び同期を実行すること910を含む。上記で示されるように、粗検出及び同期は、粗信号検出、粗プリアンブル検出、粗シンボルバウンダリ検出、及びフラクショナルCFO推定を含むことができる。]
[0060] いったん入力信号(incoming signal)が候補(candidate)として認識される912と、その候補は、タイミング及び周波数オフセットのような関連情報を、精細検出及び同期のための適切なコンポーネント(単数または複数)に配信される914ことができる。粗検出及び同期を実行する910ために、入力信号は、シンボルごとに基づいて(on a symbol-by-symbol basis)処理されることができ、それによって、リアルタイム処理機能を提供する。1つのインプリメンテーションでは、すべての入力OFDMAシンボル(incoming OMDMAsymbol)は、候補であると考えられ912、すべての候補は、精細検出及び同期のために、適切なコンポーネント(単数または複数)に配信される914ことができる。]
[0061] ある情報は、粗検出及び同期を実行すること910の一部として決定されることができる。例えば、受信信号の平均電力が決定されることができる。これは、ここではAPを指す。別の例として、プリアンブルのサイクリックプリフィックス(CP)プロパティを使用する、受信信号の自動相関が決定されることができる。これは、ここではCORRcpと呼ばれる。APとCORRcpの両方は、継続ベースで(on a continuous basis)決定されることができる。CORRcpは、時間ドメインで決定されることができる。]
[0062] 上記で示されるように、粗検出及び同期を実行すること910は、粗信号検出を実行することを含むことができる。APとCORRcpの両方は、しきい値検出スキームの一部として、粗信号の検出のために使用されることができる。例えば、測定されたAP及びCORRcp値は、粗信号の検出のために、予め決定されたしきい値と比較されることができる。]
[0063] 上記で示されるように、粗検出及び同期を実行すること910は、粗プリアンブル検出を実行することを含むことができる。APとCORRcpの両方は、しきい値検出スキームの一部として、粗プリアンブル検出のために使用されることができる。例えば、測定されたAP及びCORRcp値は、粗プリアンブル検出のために、予め決定されたしきい値と比較されることができる。さらに、電力がプリアンブル408の送信のために増加されるので(例、約4.26dBにより)、このことはまた、粗プリアンブル検出のために、考慮されることができる。]
[0064] すべての可能プリアンブル候補(possible preamble candidates)は、精細検出及び同期のために、適切なコンポーネント(単数または複数)に対して、配信されることができる914。このことは、継続ベースで行なわれうる。]
[0065] 上記で示されるように、粗検出及び同期を実行すること910は、粗シンボルバウンダリ検出を実行することを含むことができる。APとCORRcpの両方は、しきい値検出スキームの一部として、粗シンボルバウンダリ検出のために使用されることができる。例えば、測定されたAP及びCORRcp値は、粗シンボルバウンダリ検出のために、予め決定されたしきい値と比較されることができる。粗シンボルバウンダリ検出は、初期タイミング前提(initial timing hypothesis)について可能範囲(possible range)を決定することを含むことができる。この初期タイミング前提は、ここではn0と呼ばれる。この範囲は、精細検出及び同期のために、適切なコンポーネント(単数または複数)に対して配信される914ことができる。]
[0066] 粗信号検出、粗プリアンブル検出、及び粗シンボルバウンダリ検出についてのしきい値がどのように決定されるかについての簡潔な説明が提供される。サイクリックプリフィックス相関メトリックは次のように表わされることができる:]
[0067] 平均電力メトリックは次のように表わされることができる:]
[0068] 粗信号の検出については、あるステートマシンを用いた下記のテストが、使用される:]
[0069] 粗プリアンブル検出については、あるステートマシンを用いた下記のテストが、使用されることができる:]
[0070] 粗シンボルバウンダリ検出については、下記の最大の可能性テスト(maximum likelihood test)が使用されることができる:]
[0071] Fsig detとFpa detは、それぞれ、信号検出、プリアンブル検出及び粗シンボルバウンダリ検出のファクタである。Fsig det bgnとAPbgnは、それぞれ、信号検出の、そして、平均の、バックグラウンド雑音レベルのためのファクタである。]
[0072] 上記で示されるように、粗検出及び同期を実行すること910は、フラクショナルキャリア周波数オフセット(CFO)推定を実行することを含むことができる。CORRcpは、フラクショナルCFO推定のために使用されることができる。使用されることができる推定範囲の一例は、−0.5から+0.5である。決定されるフラクショナルCFO推定値(fractional CFO estimate)は、トラッキングモード908がアクティブな状態にされる場合には、フラクショナルCFO補償のために、適切なコンポーネント(単数または複数)に対して配信される914ことができる。]
[0073] 方法900はまた、精細検出及び同期を実行すること916を含む。一般項(general terms)では、精細検出及び同期は、粗検出及び同期の結果のいくつかあるいはすべてをベリファイするとしてみなされる。上記で示されるように、精細検出及び同期は、精細信号検出、精細プリアンブル検出、及び精細シンボルバウンダリ検出、を含むことができる。]
[0074] 精細検出及び同期の1つの目標は、入力候補の望ましい信号(incoming candidate desired signal)を認識すること918でありうる。いったんこのことが生じると、獲得は完了しているということが決定され、トラッキングモード908に入る920ことができる。]
[0075] 精細同期が実行される916とき、粗同期を実行すること910の結果として決定されるすべての候補が処理されることができる。入力候補は、シンボルごとのベースで処理されることができる。すべての精細検出及び同期は、リアルタイム処理機能を提供するために、1つのシンボル内で行なわれることができる。]
[0076] 精細検出及び同期は、プリアンブル408が知られているかあるいは知られていないかどうかにかかわらず実行されることができる。精細検出及び同期の下記の議論は、獲得モード906中に、トラッキングモード908の間に、あるいは、通常オペレーションの間に、適用可能でありうる。]
[0077] ある情報は、精細検出及び同期を実行する916ことの一部分として決定されることができる。例えば、受信信号の平均電力は決定されることができる。上記で示されるように、平均電力は、ここでは、APと呼ばれる。別の例として、プリアンブル408の共役対称(conjugate symmetric)(CS)プロパティを使用している、配信された候補プリアンブル信号(単数または複数)の自動相関が決定されることができる。これは、ここではCORRcsと呼ばれる。APとCORRcsは、すべての配信された候補について連続的に(continuously)決定されることができる。]
[0078] CORRcsがどのように決定されることができるかに関して、簡潔な説明が提供される。候補プリアンブル信号及びタイミング前提n0が受信されることができる。FFTは、プリアンブル408の各半分について適用されることができる。シンボルバウンダリは、タイミング前提n0によって参照されることができる。畳み込み関数(convolution function)は、周波数ドメインにおいて、各対応するサブキャリア314をドット乗算すること(dot-multiplying)によって提供されることができる。そのあとで、IFFTは、結果に適用されることができる。CORRcsは、時間ドメインで、あるいは、周波数ドメインで、決定されることができる。]
[0079] 上記で示されるように、精細検出及び同期を実行すること916は、精細信号検出を実行することを含むことができる。APとCORRcsの両方は、しきい値検出スキームの一部として、精細信号検出のために使用されることができる。例えば、測定されたAP及びCORRcp値は、精細信号検出の目的のために、予め決定されたしきい値と比較されることができる。]
[0080] 上記で示されるように、精細検出及び同期を実行すること916は、精細プリアンブル検出を実行することを含むことができる。APとCORRcsの両方は、ピーク検出及び/またはしきい値検出スキームの一部として、精細プリアンブル検出のために使用されることができる。例えば、測定されたAP及びCORRcs値は、精細プリアンブル検出のために、予め決定されたしきい値と比較されることができる。]
[0081] 精細プリアンブル検出の結果は、精細信号検出を実行するために使用されることができる。精細シンボルバウンダリ検出については、ピーク検出が使用されることができる。このことは次のように表わされることができる:]
[0082] 用語zfsbは、精細シンボルバウンダリの位置である。精細信号検出については、しきい値検出が使用されることができる。特に、CORRcs(zfsb)とAPが比較される。このことは次のように表わされることができる:]
[0083] 用語Ffsig detは精細信号検出のファクタである。精細信号検出が基準を通過する場合には、粗信号の検出がベリファイされたこと、信号が検出されたこと、精細シンボルバウンダリzfsbは有効で最終であるということ、を決定されることができる。方法900は、次のステージに進む(すなわち、プリアンブルシーケンス識別を処理する)。精細信号検出が基準を失敗する場合には、粗信号の検出は誤りであるということ、そして、信号がまだ検出されていないということ、が決定されることができる。その後で、粗同期プロセスはやり直されることができる。]
[0084] 上記で示されるように、精細検出及び同期を実行すること916は、精細シンボルバウンダリ検出を実行することを含むことができる。APとCORRcsの両方は、ピーク検出スキームの一部として精細シンボルバウンダリ検出のために使用されることができる。精細シンボルバウンダリ(タイミング)は、ピーク検出の結果と、粗検出及び同期の一部として決定された初期タイミング前提n0を使用して、決定されることができる。]
[0085] 上記で説明されるように、フラクショナルCFO推定は、粗検出及び同期の一部として実行されることができる。フラクショナルCFO推定はまた、精細検出及び同期の一部として実行されることができる。上記で説明されるように、CORRcpは、精細信号検出、精細プリアンブル検出、そして精細シンボルバウンダリ検出の結果に依存して且つ基づいて、フラクショナルCFO推定のために使用されることができる。使用されることができる推定範囲の一例は、−0.5から+0.5である。]
[0086] 次に、精細検出及び同期は、プリアンブル408が知られているということを想定して、議論される。このことは、獲得が完了した後(すなわち、トラッキングモード908に入った後)、あるいは、通常のオペレーションの間、のケースである。この場合、近隣セルをサーチすることについて、適用可能である。]
[0087] プリアンブル408が知られている場合には、精細検出及び同期を実行すること916はまた、基準プリアンブルに関して、プリアンブル408の相互相関を決定することを含むことができる。これは、ここではCORRrefと呼ばれる。CORRrefは、フレームごとに一度だけ決定されることができる。]
[0088] プリアンブル408が知られ、CORRrefが決定される場合には、CORRrefは、精細プリアンブル検出及び精細シンボルバウンダリ検出のために使用されることができる。精細プリアンブル検出及び精細シンボルバウンダリ検出の結果は、候補近隣リストにリストされることができる。]
[0089] 方法900はまた、フラクショナルキャリア周波数オフセット(CFO)補償を実行すること922を含むことができる。このことは、トラッキングモード908に入った後で行われてもよく、すなわち、フラクショナルCFO補償は、獲得モード906で利用可能でない。フラクショナルCFO補償はすべての入力信号(all incoming signals)に適用されることができる。フラクショナルCFO補償は、ベースバンド信号においてのみ、RF信号においてのみ、あるいはベースバンド信号及びRF信号の両方において、実現されることができる。フラクショナルCFO補償は、時間ドメインで実行されることができる。]
[0090] 方法900はまた、周波数ドメインで処理されるすべての入力信号について、高速フーリエ変換(FFT)を実行すること924を含むことができる。FFTが物理層同期を獲得する前に実行される場合には、候補プリアンブル信号のみにFFTを適用することは十分である。異なるFFTモードが、サポートされることができる(例、1024モード、512モード)。結果として生じる信号(FFTが実行された後924)は、信号バッファで保存されることができる。]
[0091] 図9Aを参照すると、方法900はまた、プリアンブルシーケンス識別及び整数キャリア周波数オフセット(CFO)推定を実行すること926を含むことができる。2ステップアプローチは、プリアンブルシーケンス識別及び整数CFO推定の間のサーチ時間を減らすために使用されることができる。第1のステップは、可能整数CFO候補(possible integer CFO candidates)を縮らすことを含むことができる。第2のステップは、整数CFO候補の減らされたセット(reduced set of integer CFO candidates)について、プリアンブル506のすべての可能候補(possible candidates)をサーチすることを含むことができる。プリアンブルシーケンス識別及び整数CFO推定についてのすべてのサーチングオペレーションは、リアルタイム処理を提供するために、1つのフレーム内で行なわれることができる。] 図9A
[0092] プリアンブルシーケンス識別及び整数CFO推定を実行すること926の一部として、ある情報は決定されることができる。例えば、各サブキャリア314の電力は決定されることができる。さらに、受信信号と可能プリアンブルシーケンス(possible preamble sequence)506との間の相互相関もまた決定されることができる。これは、ここでは、CORRpsと呼ばれる。]
[0093] プリアンブルシーケンス識別及び整数CFO推定を実行すること926はまた、バーチャルセグメント(virtual segment)についての決定を行なうことを含むことができる。この決定は、各サブキャリア314の測定された電力を使用して行なわれることができる。各バーチャルセグメント(Pv0、Pv1、Pv2)の電力合計がコンピュートされることができる(may be computed)。ピーク検出は、バーチャルセグメントに関して決定するために使用されることができる。整数CFOの候補は、バーチャルセグメントに基づいて縮らされることができる。例えば、候補は3分の1によって縮らされることができる。]
[0094] 上記で示されるように、CORRpsは、プリアンブルシーケンス識別及び整数CFO推定を実行すること926の一部として決定されることができる。このことは、物理層同期を獲得する前に行なわれることができる。この場合、CORRpsは、すべての可能プリアンブルシーケンス(例、FFTモードが1024である場合、114シーケンス)についてコンピュートされることができる。あるいは、CORRpsは、物理層同期を得た後で、あるいは、セルサーチプロセスの間に、決定されることができる。]
[0095] CORRpsは、整数CFO候補の減らされたセット内の、すべての整数CFO候補について決定されることができる。このことは、物理層同期を、獲得する前に、あるいは、獲得した後で、行なわれることができる。プリアンブルシーケンス506あたりのZi/3整数CFO候補があってもよく、ここでは、Ziは、最大可能整数CFO値(maximum allowable integer CFO value)である。]
[0096] プリアンブルシーケンス識別及び整数CFO推定を実行すること926は、CORRpsのすべての結果について、ピーク検出を使用して行われることができる。PAindex516とセルID512が決定されることができる。さらに、セグメント510が決定されることができる。さらに、整数CFOが決定されることができる。]
[0097] 方法900はまた、全体CFO推定及び補償を実行すること928を含むことができる。全体CFO推定値は、フラクショナルCFO推定値及び整数CFO推定値の両方を含むことができる。全体CFO補償は、推定された全体CFOに基づいて実行されることができる。全体CFO補償は、ベースバンド信号においてのみ、RF信号においてのみ、あるいはベースバンド信号とRF信号の両方において、実現されることができる。全体CFO補償は、時間ドメインで実行されることができる。]
[0098] 方法900はまた、サンプリング周波数オフセット(SFO)推定及び補償を実行すること930を含むことができる。SFOは推定されたCFOから抽出されることができる。一例として、モバイルWiMAXでは、ロックされたクロックスキームは、SFO推定に使用されることができる。SFO補償は、推定されたSFOを使用して実行されることができる。SFO補償は、ベースバンド信号においてのみ、RF信号においてのみ、あるいは、ベースバンド信号とRF信号の両方において、実現されることができる。SFO補償は、時間ドメインで実行されることができる。]
[0099] 方法900はまた、物理層同期を獲得すること932を含むことができる。このことは、すべての前提が正しいかどうかを決定することを含むことができる。FCH/DLFP、MAPメッセージ、デバイス機能ディスカバリ(Device Capability Discovery)(DCD)メッセージ、均一呼び出し配信(Uniform Call Distribution)(UCD)メッセージ等を含んでいるダウンリンクメッセージを受信する試みがなされうる。サイクリック冗長チェック(cyclic redundancy check)(CRC)あるいはダウンリンク108のメッセージルールをチェックすることにより、ダウンリンクメッセージと受信メッセージが似ている場合には、物理層同期が確立されるということが決定される934。]
[0100] ダウンリンクメッセージを調査した(investigating)後で、物理層同期が確立されないということが決定される場合934には、方法900は、獲得モード906に戻り、そして、再び全体の同期プロセスを再トライすることを含むことができる。具体的には、ワイヤレスデバイスは、獲得モード906に設定されることができ、パラメータは、獲得モード906について設定されることができ902、方法900は、上記で説明される方法で継続することができる。]
[0101] ダウンリンクメッセージを調査した後で、物理層同期が確立されるということ(例、ダウンリンクメッセージが成功して受信される場合)が決定される934場合には、方法900は、通常のオペレーションに入ること936を含むことができる。特に、ワイヤレスデバイスは、物理層同期モードに設定されることができ、パラメータは、物理層同期のために設定されることができる。]
[0102] 通常オペレーション936は、連続的にCFO/SFOを推定し補償することを含むことができる。通常オペレーション936はまた、ダウンリンクサブフレームの最後にいたるまで、プリアンブル408からチャネル推定及び等価(equalization)を実行することを含むことができる。]
[0103] 通常オペレーション936はまた、FCH/DLFP処理を含むことができる。このことは、FCH/DLFPをデコードする前にサブチャネルビットマップを推定することを含むことができる。このことはまた、推定されたサブチャネルビットマップから利用可能なパイロットとゾーンブースティングファクタを抽出することを含むことができる。FCH/DLFPはデコードされることができ、サブチャネルビットマップは、そのデコードされたDLFPから抽出されることができる。ゾーンブースティングファクタと利用可能なパイロットは、サブチャネルビットマップから抽出されることができる。通常オペレーションはまた、ダウンリンク108/アップリンク110マップ処理すること、バースト処理すること、基地局104からすべての必要なダウンリンクパラメータを獲得すること、レンジングプロセス(ranging process)に入ること、等を含むことができる。]
[0104] 粗検出及び同期と精細検出及び同期は、連続的に実行されることができる。言いかえれば、粗検出及び同期は最初に実行されることができ、そのあとで、粗検出及び同期の結果が利用可能であるとき、精細検出及び同期が実行されることができる。]
[0105] あるいは、粗検出及び同期と精細検出及び同期は、同時に実行されることができる。言いかえれば、粗検出及び同期と精細検出及び同期は、ほぼ同じ時に始まることができる。初めに、精細検出及び同期は、粗検出及び同期からの結果もなく、実行されることができる。粗検出及び同期からの結果が利用可能であるとき、これらの結果は、精細検出及び同期のために使用されることができる。]
[0106] 上記で説明された図9及び9Aの方法900は、図10及び10Aで図示されるミーンズプラスファンクションブロック1000に対応する様々なハードウェア及び/またはソフトウェアのコンポーネント(単数または複数)及び/またはモジュール(単数または複数)によって実行されることができる。言いかえれば、図9及び9Aで説明されたブロック902〜936は、図10及び10Aで図示されたミーンズプラスファンクションブロック1002〜1036に対応する。] 図10 図9
[0107] 図11は、ワイヤレスデバイス(例、ユーザ端末106)のための同期及び検出のアーキテクチャ1100の例を図示しており、そしてそのアーキテクチャは、OFDM/OFDMAを使用するワイヤレス通信システム100の一部であってもよい。同期及び検出アーキテクチャ1100は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900をインプリメントするために使用されることができる。] 図11 図8 図9
[0108] 同期及び検出アーキテクチャ1100は、粗信号の検出を実行するコンポーネント1106を含む。このコンポーネント1106は、粗信号の検出コンポーネント1106と呼ばれることができる。粗信号検出は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0109] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、粗プリアンブル検出を実行する、コンポーネント1108a、1108bを含む。これらのコンポーネント1108a、1108bは、粗プリアンブル検出コンポーネント1108と集合的に呼ばれることができる。粗プリアンブル検出は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0110] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、粗シンボルバウンダリ検出を実行するコンポーネント1110を含む。このコンポーネント1110は、粗シンボルバウンダリ検出コンポーネント1110と呼ばれることができる。粗シンボルバウンダリ検出は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0111] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、フラクショナルCFO推定を実行するコンポーネント1112を含む。このコンポーネント1112は、フラクショナルCFO推定コンポーネント1112と呼ばれることができる。フラクショナルCFO推定は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0112] 粗信号検出コンポーネント1106、粗プリアンブル検出コンポーネント1108、粗シンボルバウンダリ検出コンポーネント1110、及びフラクショナルCFO推定コンポーネント1112は、粗検出及び同期コンポーネント1102と集合的に呼ばれることができる。粗検出及び同期は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0113] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、CORRcp(すなわち、上記で説明されるようなプリアンブル408のサイクリックプリフィックス(CP)を使用している、受信信号1104の自動相関)を決定するコンポーネント1128を含む。このコンポーネント1128は、ここではサイクリックプリフィックスベースの自動相関コンポーネント1128と呼ばれる。CORRcpは、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で決定されることができる。] 図8 図9
[0114] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、AP(すなわち、上記で説明されるような、受信信号1104の平均電力)を決定するコンポーネント1144を含む。このコンポーネント1144は、ここでは、平均電力決定コンポーネント1144と呼ばれる。APは、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して、上記で説明された方法で決定されることができる。] 図8 図9
[0115] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、精細信号検出を実行するコンポーネント1118を含む。このコンポーネント1118は、ここでは精細信号検出コンポーネント1118と呼ばれる。精細信号検出は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して、上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0116] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、精細プリアンブル検出を実行するコンポーネント1120を含む。このコンポーネント1120は、ここでは精細プリアンブル検出コンポーネント1120と呼ばれる。精細プリアンブル検出は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して、上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0117] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、精細シンボルバウンダリ検出を実行するコンポーネント1122を含む。このコンポーネント1122は、ここでは精細シンボルバウンダリ検出コンポーネント1122と呼ばれる。精細シンボルバウンダリ検出は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して、上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0118] 精細信号検出コンポーネント1118、精細プリアンブル検出コンポーネント1120、及び精細シンボルバウンダリ検出コンポーネント1122は、集合的に精細検出及び同期コンポーネント1114と呼ばれる。精細検出及び同期は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0119] 上記で示されているように、粗検出及び同期の結果1116は、精細検出及び同期のために使用されることができる。例えば、いったん入力信号が候補と認められると、その後で、その候補は、タイミング及び周波数オフセットのような関連情報を、生成検出及び同期コンポーネント1114に配信されることができる。したがって、精細検出及び同期に使用される粗検出及び同期の結果1116は、1つまたは複数の候補信号と、その候補信号(単数または複数)に対応する周波数オフセット情報とタイミング情報のような関連情報と、を含むことができる。]
[0120] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、CORRcs(すなわち、上記で説明されているような、プリアンブル408の共役対称(CS)プロパティを使用している、配信された候補プリアンブル信号(単数または複数)の自動相関)を含む。このコンポーネント1124は、ここでは、共役対称ベースの自動相関コンポーネント1124と呼ばれる。CORRcsは、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で決定されることができる。] 図8 図9
[0121] 上記で示されるように、CORRcsは、時間ドメインにおいて、あるいは周波数ドメインにおいて、決定されることができる。図11は、周波数ドメインにおいて決定されているCORRcsを示す。] 図11
[0122] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、CORRref(すなわち、上記で説明されるような、基準プリアンブルに関するプリアンブル408の相互相関)を決定するコンポーネント1126を含む。このコンポーネント1126は、ここでは、基準相互相関コンポーネント1126と呼ばれる。CORRrefは、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で決定されることができる。] 図8 図9
[0123] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、受信信号1104の獲得が達成されたとき(すなわち、トラッキングモード908に入ったとき)、利用されることができる様々なコンポーネントを含む。集合的に、これらのコンポーネントは、トラッキングモード処理コンポーネント1130と呼ばれることができる。]
[0124] トラッキングモード処理コンポーネント1130は、高速フーリエ変換(FFT)を実行するコンポーネント1146を含む。このコンポーネント1146は、FFTコンポーネント1146と呼ばれることができる。]
[0125] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、信号バッファ1148を含む。信号バッファ1148は、FFTコンポーネント1146の出力を保存するために使用されることができる。]
[0126] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、各サブキャリア314の電力を決定するコンポーネント1150を含む。このコンポーネント1150は、サブキャリア電力計算コンポーネント(sub-carrier power calculation component)1150と呼ばれることができる。]
[0127] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、整数CFO候補の減らされたセットを識別するために、バーチャルセグメントを決定するコンポーネント1152を含む。このコンポーネント1152は、バーチャルセグメント決定コンポーネント(virtual segment decision component)1152と呼ばれることができる。バーチャルセグメントは、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で決定されることができる。] 図8 図9
[0128] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、識別されるバーチャルセグメントに基づいて、整数CFO候補の減らされたセットを識別するコンポーネント1154を含む。このコンポーネント1154は、候補縮小コンポーネント(candidate reduction component)1154と呼ばれることができる。整数CFO候補の減らされたセットは、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で、決定されることができる。] 図8 図9
[0129] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、CORRpsを決定する(すなわち、上記で述べられているような、受信信号1104と可能プリアンブルシーケンス506との間の相互相関)コンポーネント1156を含む。このコンポーネント1156は、プリアンブルシーケンス相互相関コンポーネント(preamble sequence cross-correlation component)1156と呼ばれることができる。CORRpsは、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で決定されることができる。] 図8 図9
[0130] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、プリアンブルシーケンス識別を実行する、すなわち基地局104から受信される信号1104内でプリアンブルシーケンス506を識別する、コンポーネント1132を含む。このコンポーネント1132は、プリアンブルシーケンス識別コンポーネント(preamble sequence identification component)1132とここでは呼ばれる。プリアンブルシーケンス識別は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0131] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、セグメント推定を実行する、すなわち送信基地局104が対応するセグメントを決定する、コンポーネント1134を含む。このコンポーネント1134は、ここでは、セグメント推定コンポーネント(segment estimation component)1134と呼ばれる。セグメント推定は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0132] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、整数CFO推定を実行する、すなわち、受信信号1104の整数CFOを決定する、コンポーネント1136を含む。このコンポーネント1136は、ここでは、整数CFO推定コンポーネント(integer CFO estimation component)1136と呼ばれる。整数CFO推定は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0133] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、全体CFO推定を実行する、すなわち、受信信号1104の全体CFO(整数CFO及びフラクショナルCFOの両方)を決定するコンポーネント1138を含む。このコンポーネント1138は、ここでは、全体CFO推定コンポーネント(overall CFO estimation component)1138と呼ばれる。全体CFO推定は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0134] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、サンプリング周波数オフセット(sampling frequency offset)(SFO)推定を実行するコンポーネント1140を含む。このコンポーネント1140は、SFO推定コンポーネント(SFO estimation component)1140と呼ばれることができる。SFO推定は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して、上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0135] トラッキングモード処理コンポーネント1130はまた、物理層(PHY)同期を実行するコンポーネント1142を含む。このコンポーネント1142は、物理層同期コンポーネント(physical layer synchronization component)1142と呼ばれることができる。物理層同期は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して、上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0136] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、CFO/SFO補償を実行するコンポーネント1178を含む。このコンポーネント1178は、CFO/SFO補償コンポーネント(CFO/SFO compensation component)1178と呼ばれることができる。CFO/SFO補償は、図8及び図9−9Aで示される方法800及び900に関して、上記で説明された方法で実行されることができる。] 図8 図9
[0137] 近隣セルサーチ機能は、通常オペレーション936の間に提供されることができる。近隣セルサーチ機能は、簡潔に説明される。]
[0138] サービングセルのためにすべての必要とされる同期化を獲得した後の通常オペレーションの間に、近隣セルの情報(特に、同期目的あるいはセルサーチ目的のためにプリアンブルシーケンスに焦点を当てている)は、サービング基地局104から、知られてもよいし、知られていなくてもよい。2つのアプローチのうちの1つは、近隣セルサーチに使用されることができる。1つのアプローチは、時間ドメイン処理を使用してCORRref(基準プリアンブルパターンを使用する相互相関)を使用すること、そして、他のアプローチは、周波数/時間ドメイン処理を使用してCORRcs(共役対称ベースの相関)とプリアンブルシーケンス識別を使用することである。]
[0139] 第1のスキーム(CORRrefベース)は、ユーザ端末106が近隣セルの情報を知るとき、使用されることができるので、ユーザ端末106は、対応する基地局104において使用される近隣セルのプリアンブルシーケンスを知る。既知のプリアンブルシーケンスに基づいて、ユーザ端末106は、CORRref相関器を使用して、近隣セルのタイミング(シンボルバウンダリ)をサーチすることができる。]
[0140] 第2のスキームは、ユーザ端末106が近隣セルの情報を知っていても知らなくても、使用されることができる。近隣セルの情報が利用可能でない場合には、ユーザ端末106は、上記で説明される初期同期で使用される同様なスキームを使用して、近隣セルをサーチすることができるが、サーチ努力(search efforts)は、すでに知られている情報を使用して減らされうる(すなわち、粗同期は、近隣セルがサービング基地局104とほとんど同じタイミングを使用するであろうということが想定されることができるので、省略されることができる)。すべての基地局104がすべて標準仕様で定義されるようなオシレータを使用することができるので、整数周波数オフセットがないということが想定されることができ、サービングセルとの同期の後で、この整数周波数オフセットはおそらく0となる。したがって、プリアンブルシーケンス識別は、整数周波数オフセットのないことに対応して、減らされた候補を使用して行なわれることができる。さらに、電力計算及びバーチャルセグメント検出は、同じ理由で省略されることができる。サービングセルのシンボルバウンダリ位置は、近隣セルのシンボルバウンダリ検出プロセスから除外されてもよい。]
[0141] 近隣セルの情報が入手可能である場合には、近隣セルについてのサーチ及び同期のプロセスは、知られている情報を使用することにより単純化されることができる。例えば、粗同期は省略されることができる。また、0の整数周波数オフセットがあると想定されることができる。プリアンブルシーケンス識別は、対応する基地局104当たりの1つの知られているプリアンブルシーケンスのみを使用して行なわれることができる。]
[0142] 同期及び検出アーキテクチャ1100はまた、無線周波数(RF)フロントエンド1170、アナログ/デジタル変換器(ADC)1172、信号バッファ1174、及び自動利得制御ユニット1176を含む。ADC1172の出力及びCFO/SFO補償コンポーネント1178の出力は、マルチプレクサ1180に供給され、マルチプレクサは、平均電力決定コンポーネント1144、サイクリックプリフィックスベースの自動相関コンポーネント1128、共役対称ベースの自動相関コンポーネント1124、及び基準相互相関コンポーネント1126に対して、これらの出力を多重化する。]
[0143] ここで説明された同期及び検出の方法は、速い信号検出、速いプリアンブル検出、プリアンブルシーケンス506及びセグメント510についての速いサーチング、及び速い整数CFO推定、を提供することができる。例えば、ここで説明される同期及び検出の方法を用いて、2つのシンボル(1つは粗シンボルバウンダリ検出のため、もう1つは精細シンボルバウンダリ検出のため)内でシンボルバウンダリ検出を達成することは可能である。同様に、ここに説明される同期及び検出の方法を使用して、1つのフレーム内でプリアンブルシーケンスを検出することは可能でありうる。このことは、リアルタイム処理機能を可能にする。]
[0144] これらの結果は比較的低い複雑さで達成されることができる。例えば、上記で説明されるように、CORRcs(すなわちプリアンブル408の共役対称な(CS)プロパティを使用して、配信された候補プリアンブル信号(単数または複数)の自動相関)は、信号及び/またはプリアンブル検出のために使用されることができる。プリアンブル408のCSプロパティに基づいた自動相関オペレーションは、信号及び/またはプリアンブル検出に使用されることができる、他のタイプの自動相関オペレーションよりも複雑ではない。別の例として、プリアンブルシーケンス識別は、整数CFO候補の減らされたセットに関して実行されることができる。このことはまた、ここで説明される方法と装置の縮らされた複雑さに寄与することができる。]
[0145] ここで説明された方法及び装置は、コンピューテーションの複雑さ(computation complexity)を減らすことにより、リアルタイム処理機能を提供することができる。例えば、処理は、それぞれ、粗同期と精細同期について、1つのシンボル内で生じてもよい。処理は、プリアンブルシーケンス識別及び整数キャリア周波数オフセット推定のために、1つのフレーム内で生じてもよい。]
[0146] IEEEC802.16e−04/327r1は、「強力(brute force)」サーチスキームと呼ばれることができるスキームを含んでいる、いくつかの同期及び検出スキームを説明する。図9及び9Aで示される方法900と、IEEEC802.16e−04/327r1で説明される強力サーチスキームと、が比較される。強力サーチスキームの複雑さに関する情報は、IEEEC802.16e−04/327r1で見つけられることができる。] 図9
[0147] 表1は、IEEE C802.16e−04/327r1で説明される強力サーチスキームと、図9で示される方法900を比較するある情報を含む。NSEQ=284、NFFT=1024、M=42、NCP=128及びNINT=24であると想定される。必要とされるコンピューテーションの数は、1つのフレームの持続時間(a duration of one frame)用である。「最悪の場合(worst case)」とは、粗同期ステージにおいて誤検出があるシチュエーションを指す。「最悪の場合(worst case)」を除いて、誤検出がないと想定される。] 図9
[0148] 図12は、ワイヤレスデバイス1202で利用されることができる様々なコンポーネントを図示する。ワイヤレスデバイス1202は、ここで説明される様々な方法をインプリメントするように構成されることができるデバイスの例である。ワイヤレスデバイス1202は、基地局104あるいはユーザ端末106であってもよい。] 図12
[0149] ワイヤレスデバイス1202は、ワイヤレスデバイス1202のオペレーションを制御するプロセッサ1204を含むことができる。プロセッサ1204はまた、中央処理装置(CPU)と呼ばれることができる。読み取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むことができるメモリ1206は、プロセッサ1204に対して、命令とデータを提供する。メモリ1206の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むことができる。プロセッサ1204は、一般的に、メモリ1206内で保存されたプログラム命令に基づいた、論理的で算術の演算を実行する。メモリ1206における命令は、ここで説明された方法をインプリメントするように実行可能である。]
[0150] ワイヤレスデバイス1202はまた、ワイヤレスデバイス1202と遠隔位置との間のデータの送信及び受信を可能にするために、送信機1210と受信機1212を含むことができる、ハウジング1208を含むことができる。送信機1210及び受信機1212は、トランシーバ1214に組み合わせられることができる。アンテナ1216は、ハウジング1208に取り付けれ、トランシーバ1214に電子的に結合されることができる。ワイヤレスデバイス1202はまた、マルチプルの送信機、マルチプルの受信機、マルチプルのトランシーバ、及び/または、マルチプルのアンテナを含むことができる(図示されず)。]
[0151] ワイヤレスデバイス1202はまた、トランシーバ1214によって受信信号のレベルを検出し数値で表す(quantify)ために使用されることができる信号検出器1218を含むことができる。信号検出器1218は、例えば合計エネルギー、擬似ノイズ(PN)チップあたりのパイロットエネルギー、電力スペクトル密度、のようなそのような信号、及び他の信号を検出することができる。ワイヤレスデバイス1202はまた、信号を処理することに使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)1220を含むことができる。]
[0152] ワイヤレスデバイス1202の様々なコンポーネントは、データバスに加え、パワーバス、制御信号バス、及びステータスバスを含むことができる、バスシステム1222によって一緒に結合されることができる。しかしながら、明瞭にするために、様々なバスは、バスシステム1222として図12で説明される。] 図12
[0153] ここにおいて使用されているように、用語「決定する(determining)」は様々なアクション(action)を包含する。例えば、「決定すること(determining)」は、計算すること、コンピュートすること(computing)、処理すること、導出すること(deriving)、調査すること、調べること(例、表、データベース、あるいは別のデータ構造を調べること)、確認すること、及び同様なもの、を含むことができる。また、「決定する(determining)」は、受信すること(例、情報を受信する)、アクセスすること(例、メモリのデータにアクセスする)及び同様なもの、を含むことができる。また、「決定する(determining)」は、決意すること(resoloving)、選択すること(selecting)、選ぶこと(choosing)、確立すること、及び同様なもの、を含むことができる。]
[0154] 情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表わされることができる。例えば、上記の説明を通して参照されることができる、データ、命令、コマンド(commands)、情報、信号、および同様なものは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁性粒子、光場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれの組合せによって表わされることができる。]
[0155] 本開示に関連して説明された様々な説明のための論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)あるいは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここに説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、でインプリメントされる、あるいは実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、いずれの商業的に利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシン(state machine)であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス(computing devices)の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用しての1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはいずれの他のそのような構成のもの、としてインプリメントされてもよい。]
[0156] 本開示に関連して説明された方法あるいはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールにおいて、あるいはこれら2つの組み合わせにおいて、具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において知られている記憶媒体のいずれの他の形態で存在していてもよい。使用されることができる記憶媒体のいくつかの例は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、等を含む。ソフトウェアモジュールは、単独の命令、あるいは多くの命令を備えることができ、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラムの中で、マルチプルの記憶媒体にわたって、配信されることができる。記憶媒体は、プロセッサに結合されるので、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取ることができ、また記憶媒体に情報を書き込むことができる。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに不可欠でありうる。]
[0157] ここで開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップあるいはアクションを含む。方法のステップ及び/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに置き換えられることができる(may be interchanged)。言いかえれば、ステップまたはアクションの具体的な順序が特定されないかぎり、特定のステップおよび/またはアクションの、順序及び/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正されることができる(may be modified)。]
[0158] 説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせ、においてインプリメントされることができる。ソフトウェアでインプリメントされる場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令として保存されることができる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができるいずれの利用可能な媒体であってもよい。例として、また限定されないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、あるいは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令あるいはデータ構造の形態で望ましいプログラムコード手段(desired program code means)を保存あるいは搬送するために使用されることができる、また、コンピュータによってアクセスされることができる、いずれの他の媒体も備えることができる。ここにおいて使用されているように、ディスク(disk)とディスク(disk)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル汎用ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(Blu-ray disc)を含んでおり、ディスク(disks)は、大抵、データを磁気で再生しているが、ディスク(discs)は、レーザーで光学的に再生する。]
[0159] ソフトウェアあるいは命令はまた、送信媒体上で送信されることができる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア(twisted pair)、デジタル加入者ライン(digital subscriber line)(DSL)、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいは、他の遠隔ソース、から送信される場合には、そのときには、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体(medium)の定義に含まれる。]
[0160] さらに、図9−10によって図示されるもののような、ここに説明される方法及び技術を実行するための、モジュール及び/または他の適切な手段は、ダウンロードされる及び/または、そうでなければ、規定どおりに(as applicable)、モバイルデバイス及び/または基地局によって、得られることができる。例えば、そのようなデバイスは、ここに説明される方法を実行するための転送の手段を容易にするために、サーバに結合されることができる。あるいは、ここに説明された様々な方法は、記憶手段(例、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)あるいはフロッピーディスクのような物理的記憶媒体、等)を介して提供されることができるので、モバイルデバイス及び/または基地局は、デバイスに記憶手段を結合するあるいは提供するときに様々な方法を得ることができる。さらに、デバイスにここで説明されている方法及び技術を提供するために、いずれの他の適切な技術が利用されることができる。] 図9
[0161] 特許請求の範囲は、上記で説明される正確な構成及びコンポーネントに限定されていないということは理解されるべきである。様々な修正、変更、及び変化は、特許請求の範囲から逸脱することなく、上記で説明される方法と装置の、配置、オペレーション、及び詳細において、なされることができる。]
权利要求:

請求項1
ワイヤレスデバイスにおける同期及び検出の方法であって、受信信号に関して粗検出及び同期を実行することと;前記受信信号の獲得のために精細検出及び同期を実行することと、なお、前記粗検出及び同期の結果は、前記精細検出及び同期に使用される;前記受信信号の前記獲得が達成されるときに、トラッキングモード処理を実行することと;を備える方法。
請求項2
前記粗検出及び同期を実行することは、粗信号検出を実行することと、粗プリアンブル検出を実行することと、粗シンボルバウンダリ検出を実行することと、フラクショナルキャリア周波数オフセット推定を実行することと、を備える、請求項1に記載の方法。
請求項3
前記精細検出及び同期を実行することは、精細信号検出を実行することと、精細プリアンブル検出を実行することと、精細シンボルバウンダリ検出を実行することと、を備える、請求項1に記載の方法。
請求項4
前記トラッキングモード処理を実行することは、プリアンブルシーケンス識別を実行することと、整数キャリア周波数オフセット推定を実行することと、セグメント推定を実行することと、サンプリング周波数オフセット推定を実行することと、物理層同期を実行することと、を備える、請求項1に記載の方法。
請求項5
前記粗検出及び同期を実行することは、プリアンブルのサイクリックプリフィックスプロパティを使用して、前記受信信号の自動相関を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
請求項6
前記精細検出及び同期を実行することは、プリアンブルの共役対称プロパティを使用して、少なくとも1つの候補プリアンブル信号の自動相関を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
請求項7
前記精細検出及び同期を実行することは、基準プリアンブルに関して、プリアンブルの相互相関を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
請求項8
前記トラッキングモード処理を実行することは、前記受信信号と可能プリアンブルシーケンスとの間の相互相関を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
請求項9
前記粗検出及び同期と前記精細検出及び同期は、連続的に実行される、請求項1に記載の方法。
請求項10
前記粗検出及び同期と前記精細検出及び同期は、同時に実行される、請求項1に記載の方法。
請求項11
前記ワイヤレスデバイスは、直交周波数分割多重化を使用するワイヤレス通信システム内で使用するために構成される、請求項1に記載の方法。
請求項12
前記ワイヤレスデバイスは、ユーザ端末である、請求項1に記載の方法。
請求項13
受信信号に関して同期及び検出を実行するワイヤレスデバイスであって、受信信号に関して粗検出及び同期を実行する、粗検出及び同期コンポーネントと;前記受信信号の獲得のために精細検出及び同期を実行する、精細検出及び同期コンポーネントと、なお、前記粗検出及び同期の結果は、前記精細検出及び同期に使用される;前記受信信号の前記獲得が達成されるときに、トラッキングモード処理を実行する、トラッキングモード処理コンポーネントと;を備えるワイヤレスデバイス。
請求項14
前記粗検出及び同期コンポーネントは、粗信号検出を実行する、粗信号検出コンポーネントと、粗プリアンブル検出を実行する、粗プリアンブル検出コンポーネントと、粗シンボルバウンダリ検出を実行する、粗シンボルバウンダリ検出コンポーネントと、フラクショナルキャリア周波数オフセット推定値を実行する、粗フラクショナルキャリア周波数オフセット推定コンポーネントと、を備える、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項15
前記精細検出及び同期コンポーネントは、精細信号検出を実行する、精細信号検出コンポーネントと、精細プリアンブル検出を実行する、精細プリアンブル検出コンポーネントと、精細シンボルバウンダリ検出を実行する、精細シンボルバウンダリ検出コンポーネントと、を備える、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項16
前記トラッキングモード処理コンポーネントは、プリアンブルシーケンス識別を実行する、プリアンブルシーケンス識別コンポーネントと、整数キャリア周波数オフセット推定を実行する、整数キャリア周波数オフセット推定コンポーネントと、セグメント推定を実行する、セグメント推定コンポーネントと、サンプリング周波数オフセット推定を実行する、サンプリング周波数オフセット推定コンポーネントと、物理層同期を実行する、物理層同期コンポーネントと、を備える、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項17
前記粗検出及び同期コンポーネントは、プリアンブルのサイクリックプリフィックスプロパティを使用して、前記受信信号の自動相関を決定する、サイクリックプリフィックスベースの自動相関コンポーネントを備える、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項18
前記精細検出及び同期コンポーネントは、プリアンブルの共役対称プロパティを使用して、少なくとも1つの候補プリアンブル信号の自動相関を決定する、共役対称ベースの自動相関コンポーネントを備える、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項19
前記精細検出及び同期コンポーネントは、基準プリアンブルに関して、プリアンブルの相互相関を決定する基準相互相関コンポーネントを備える、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項20
前記トラッキングモード処理コンポーネントは、前記受信信号と可能プリアンブルシーケンスとの間の相互相関を決定する、プリアンブルシーケンス相互相関コンポーネントを備える、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項21
前記粗検出及び同期と前記精細検出及び同期は、連続的に実行される、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項22
前記粗検出及び同期と前記精細検出及び同期は、同時に実行される、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項23
前記ワイヤレスデバイスは、直交周波数分割多重化を使用するワイヤレス通信システム内で使用するために構成される、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項24
前記ワイヤレスデバイスは、ユーザ端末である、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
請求項25
受信信号に関して同期及び検出を実行する装置であって、受信信号に関して粗検出及び同期を実行するための手段と;前記受信信号の獲得のために精細検出及び同期を実行するための手段と、なお、前記粗検出及び同期の結果は、前記精細検出及び同期に使用される;前記受信信号の前記獲得が達成されるときに、トラッキングモード処理を実行するための手段と;を備える装置。
請求項26
前記粗検出及び同期を実行するための手段は、粗信号検出を実行するための手段と、粗プリアンブル検出を実行するための手段と、粗シンボルバウンダリ検出を実行するための手段と、フラクショナルキャリア周波数オフセット推定を実行するための手段と、を備える、請求項25に記載の装置。
請求項27
前記精細検出及び同期を実行するための手段は、精細信号検出を実行するための手段と、精細プリアンブル検出を実行するための手段と、精細シンボルバウンダリ検出を実行するための手段と、を備える、請求項25に記載の装置。
請求項28
前記トラッキングモード処理を実行するための手段は、プリアンブルシーケンス識別を実行するための手段と、整数キャリア周波数オフセット推定を実行するための手段と、セグメント推定を実行するための手段と、サンプリング周波数オフセット推定を実行するための手段と、物理層同期を実行するための手段と、を備える、請求項25に記載の装置。
請求項29
前記粗検出及び同期を実行するための手段は、プリアンブルのサイクリックプリフィックスプロパティを使用して、前記受信信号の自動相関を決定するための手段を備える、請求項25に記載の装置。
請求項30
前記精細検出及び同期を実行するための手段は、プリアンブルの共役対称プロパティを使用して、少なくとも1つの候補プリアンブル信号の自動相関を決定するための手段を備える、請求項25に記載の装置。
請求項31
前記精細検出及び同期を実行するための手段は、基準プリアンブルに関して、プリアンブルの相互相関を決定するための手段を備える、請求項25に記載の装置。
請求項32
前記トラッキングモード処理を実行するための手段は、前記受信信号と可能プリアンブルシーケンスとの間の相互相関を決定するための手段を備える、請求項25に記載の装置。
請求項33
前記粗検出及び同期と前記精細検出及び同期は、連続的に実行される、請求項25に記載の装置。
請求項34
前記粗検出及び同期と前記精細検出及び同期は、同時に実行される、請求項25に記載の装置。
請求項35
前記装置は、直交周波数分割多重化を使用するワイヤレス通信システム内で使用するために構成される、請求項25に記載の装置。
請求項36
前記装置は、ユーザ端末である、請求項25に記載の装置。
請求項37
受信信号に関して同期及び検出を実行するためのコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータプロダクトは、命令を有するコンピュータ可読媒体を備えており、前記命令は、受信信号に関して粗検出及び同期を実行するためのコードと;前記受信信号の獲得のために精細検出及び同期を実行するためのコードと、なお、前記粗検出及び同期の結果は、前記精細検出及び同期に使用される;前記受信信号の前記獲得が達成されるときに、トラッキングモード処理を実行するためのコードと;を備える、コンピュータプログラムプロダクト。
請求項38
前記粗検出及び同期を実行するためのコードは、粗信号検出を実行するためのコードと、粗プリアンブル検出を実行するためのコードと、粗シンボルバウンダリ検出を実行するためのコードと、フラクショナルキャリア周波数オフセット推定を実行するためのコードと、を備える、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項39
前記精細検出及び同期を実行するためのコードは、精細信号検出を実行するためのコードと、精細プリアンブル検出を実行するためのコードと、精細シンボルバウンダリ検出を実行するためのコードと、を備える、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項40
前記トラッキングモード処理を実行するためのコードは、プリアンブルシーケンス識別を実行するためのコードと、整数キャリア周波数オフセット推定を実行するためのコードと、セグメント推定を実行するためのコードと、サンプリング周波数オフセット推定を実行するためのコードと、物理層同期を実行するためのコードと、を備える、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項41
前記粗検出及び同期を実行するためのコードは、プリアンブルのサイクリックプリフィックスプロパティを使用して、前記受信信号の自動相関を決定するためのコードを備える、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項42
前記精細検出及び同期を実行するためのコードは、プリアンブルの共役対称プロパティを使用して、少なくとも1つの候補プリアンブル信号の自動相関を決定するためのコードを備える、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項43
前記精細検出及び同期を実行するためのコードは、基準プリアンブルに関して、プリアンブルの相互相関を決定するためのコードを備える、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項44
前記トラッキングモード処理を実行するためのコードは、前記受信信号と可能プリアンブルシーケンスとの間の相互相関を決定するためのコードを備える、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項45
前記粗検出及び同期と前記精細検出及び同期は、連続的に実行される、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項46
前記粗検出及び同期と前記精細検出及び同期は、同時に実行される、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項47
前記コンピュータプログラムプロダクトは、直交周波数分割多重化を使用するワイヤレス通信システムの一部であるワイヤレスデバイス内で使用するために構成される、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項48
前記コンピュータプログラムプロダクトは、ユーザ端末内で使用するために構成される、請求項37に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
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